
突然ですがみなさん、実は痔持ちですよね?
私にはわかりますよ。(勝手な決めつけ)
でも、痔は決して恥ずかしい病気ではありません。
無理に隠す必要はないし、むしろ痔を隠すという行為には弊害のほうが多いんです。
痔の症状を改善したいのならおおっぴらにしていくほうが効率的ですらあります。
ということで今回は、なぜ痔であることを隠すのが良くないのかを解説したいと思います。
こんな方に納得していただくための記事です
- 痔になってしまったけど、恥ずかしくて周りに打ち明けていない
- 痔であることを隠してるけど、本当は打ち明けて堂々と治療したい
「日本人の3人に1人は痔である」ことを知る
そもそも、日本人にとって"痔"という病気は決して特別なもの・珍しいものではありません。
「日本人の3人に1人は痔である」とは、よく言われている言葉です。
メモ
「日本人の3人に1人は痔である」というのは、実は正確な統計データがあるわけではありません。
潜在的な痔のリスクを持つ人は日本人の約50%と言う調査結果もありますし、
痔の症状が確実に発生している人は約20%程度だという調査結果もあります。
総合的に見て、おおよそ1/3という数字が認知されていると思ってください。
実際には自覚症状が出ていないだけで、潜在的に痔のリスクを抱えている人の割合は1/3よりもっと多いと私は考えています。
なぜなら、現代人はさまざまな「痔になるリスク」を抱えているからです。
・デスクワークによる血行悪化のリスク
・肥満のリスク
・野菜(食物繊維)の摂取不足による便秘の増加
つまり、痔は現代の生活習慣病なのです。
ただ、病気の発生する場所がデリケートな場所であるだけなのです。
まずは、アナタの身の回りに居る人間のうち3割ぐらいは痔であることを認識してみましょう。

おおっぴらにする必要は無いが、何もしないと痔は治らない
もちろん、デリケートゾーンのことだから恥ずかしいという感情はとてもよく理解できます。
人間、「恥ずかしい」と思うから「隠したくなる」わけです。
私だって初対面の人やあまり仲のよくない人には痔であることを明かしたりはしません。
する意味もないですから。
ですが、痔であることを隠すことと痔の治療を放棄することはまったく違います。
痔をおおっぴらに公開する必要はまったくありませんが、だからといって隠し通そうとして病院に行けないのであれば意味がありません。
カラダのことを考えるならば、痔であることを隠すことに良いことは何もありません。
アナタがもし痔の症状に苦しんでいて、一刻も早くその辛さから解放されたいのであれば、すぐに病院へ行くべきなのです。
痔の症状改善には、周囲の理解や協力も必要である
さきほど「痔は生活習慣病である」と述べました。
しかし当然ですが、生活習慣の改善はそうカンタンではありません。
特に、家庭を持っている方やまだ未成年の方であればなおさらだと思います。
そこで、家族や周囲(学校や会社の付き合い)の理解を得ることはとても重要な意味合いを持ちます。
たとえば食事の栄養バランスを整えたり、適度な運動をする上では家族に理由と方針をしっかり知っておいてもらうことが必要でしょう。
また会社での飲みの付き合いなどがある場合は、自身のカラダを思いやる名目でアルコールの摂取量を控えたり、2次会3次会を断って睡眠時間を確保したりできます。
痔であることを隠しているよりは、いっそのこと打ち明けてしまったほうが周りの協力や理解を得られるというものです。
まとめ:自分が痔持ちであることを素直に認め、治療をしよう!
痔であることは隠しても良いことは何も無い!
- そもそも日本人の3人に1人は痔なので、珍しくもなんともない
- 痔を隠すこと自体は悪いことではないが、隠すことを優先して治療をしないのは大問題
- 痔の症状改善には、周りの理解や協力があるととてもラク!
