
痔主のアナタ。ケツ毛処理はちゃんとしていますか?
痔を早くなんとかしたいのであれば、ケツ毛処理はとっても大事なことなのです!
こんなギモンにお答えします
- 痔なんだけど、ケツ毛は処理したほうがいいのか分からない
- そもそもケツ毛の処理方法がわからない


ケツ毛は百害あって一利なし
本来、ケツ毛に限らず動物の体毛は「外部の刺激や衝撃から身を守る」ために生えているものです。
しかし、衣服を着用して生活をしている現代の人間からすれば、衣類がその役目をちゃんと果たしてくれているので体毛は基本的に不要なもの。
なにより、ケツ毛は生やしておいてもあまりメリットは無いどころか、デメリットだらけなのです。
デメリット1:雑菌の温床
毛と毛根は、基本的に雑菌の温床です。
特に肛門付近は、便や尿由来の雑菌が付着しやすいうえに蒸れやすい環境のため、雑菌が湧き放題な状態になってしまいます。
痔の患部のすぐ近くが雑菌の温床になると、当然痔の治りも悪くなるでしょう。
デメリット2:便が付く
考えれば当然のことですが、肛門付近に毛が生えていると、排便の際に便が付いちゃいます。
衛生面でもそうですが、気分的にもいいものではありませんよね。

デメリット3:ウォシュレットで洗いきれない
デメリット2と関係していますが、ケツ周りに毛があると排便のあとのウォシュレットで中々洗いきれない状態になってしまいます。
毛自体に便が付いていることに加え、肛門付近が毛で覆われているために本来ガッツリ洗いたい肛門の穴部分に中々水が当たらないわけです。
ウォシュレットは本来、排便後の肛門を丁寧に洗うことで痔の症状改善に効果を発揮するのです。
ケツ毛があると、ウォシュレットの効果が落ちてしまうんですな。
デメリット4:トイレットペーパーが絡む
排便後・ウォシュレット後には、当然トイレットペーパーでお尻を拭くわけですが、このときにペーパーが毛に絡んでしまうことがあります。
特に柔らかいペーパーを使っていると、お尻に当てて拭いたときに水を吸って破れて、そのまま肛門の毛に絡みついたりしちゃうんですね。
ケツ毛が生えているアナタも経験があるのではないでしょうか?
デメリット5:異性に嫌われる
ケツ毛ボーボー男子は、大多数の女性に嫌われます。
参考記事:衝撃事実…!男の尻毛が気になる女性が58%もいることが判明
また、男性側も同様に女性側のお尻の毛が気になることでしょう。
痔うんぬんとは直接関係はありませんが、できれば異性には嫌われないようなカラダでいたいですよね。
ケツ毛はどうやって処理すべきか
では、実際にケツ毛を処理したい!となったときにはどういう手段があるのでしょうか?
代表的なものを5つにまとめてみました。
自力で剃る
一番原始的ですが、自己完結かつ最も安上がりな方法ですね。

リリン流:ケツ毛処理方法
①スケベ椅子と手鏡を用意し、肛門周りがしっかり目視できるようにセッティング
②はさみで毛全体を短くカット
③ワセリンを剃る箇所全体に塗る
④カミソリやシェーバーで剃る
⑤全体をボディソープなどで洗い流し、保湿クリームやアフターシェーブでケアする
自分はこの手法で問題なくやれていますが、正直カミソリ・シェーバーで剃る作業は毎回怖いです。
ちょっと間違えれば、切れ痔で切れてしまった皮膚やいぼ痔のいぼを切り裂いてしまうわけですから。
ですので、アナタがこの手法を真似する場合は細心の注意を払ってやりましょう。
慣れるまではマジで勇気がいる所業なので、万人にはオススメできません。
剃るのが怖い方は、はさみでのカットだけでもかなり違いますので試してみるのがいいですね。
私が使っている道具の代表例
ブラジリアンワックスで抜く
近年何かと話題に上がっている「ブラジリアンワックス」。
VIO脱毛にもよく用いられているため、ケツ毛処理としてももちろん選択肢に入ります。
例えば以下のような商品がありますね。
男性向けブラジリアンワックス「HONEY SUGER WAX」
女性向けブラジリアンワックス「ブラビアンカ モイストシュガー」
ただ、痔で荒れている肛門に対して本当に使っていいのかどうかは疑問視をしています。
うまく痔の患部に刺激を与えないようにする必要があるはずです。
そもそも私はまだ使ったことがないので、今度試しに使ってみようと思います。
記事を書きたいがためにブラジリアンワックスを注文してしもうた。
私のケツは耐えられるのだろうか。
— リリン@エリート痔主ブロガー (@Lirin522) May 4, 2019
脱毛クリームで処理する
塗ると毛が溶けるという、あのクリームです。
痛みが無く、塗って洗い流すだけで脱毛ができるということでかなり利便性の高い手法です。
しかし、こちらはブラジリアンワックス以上にリスクが高い可能性があります。
というのも、脱毛クリームの成分は毛を溶かすほどの強力なものなので、万が一痔の患部に塗ってしまったらかなり危ない状態になることが予見されます。
肛門外側に危険がある切れ痔や外側のいぼ痔などがある人は、避けたほうが無難でしょう。
脱毛エステ
一番お金がかかりますが、最も確実で安全性の高い方法です。
プロの方にお願いするので、まず間違いなく肛門を痛めてしまうことはないでしょう。
脱毛の手法はニードル式・レーザー式などがありますが、どれも局所的な処置を行う方法なので、肛門に傷を加えるようなことはありません。
ただし、酷い脱肛(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)が起きているような人は別です。
店側も痔の症状までは保証できませんからね。
場合によってはお店側からお断りされてしまう可能性があります。
脱毛サロン大手の「ミュゼ」にも、以下のような注意文が書かれています。
当サロンは美容脱毛のため、健康状態が良好な方のみお手入れをさせていただいています。以下に当てはまる場合、医師の了承を得た場合でもご契約をお断りする場合があります。
・癌の既往症がある方
そういった方は、潔く脱毛サロンは諦めるか、痔の症状改善を優先しましょう。
ケツ毛処理をして、快適なお尻生活を過ごそう
痔主がケツ毛処理をすべき理由と、脱毛方法の紹介をさせていただきました。
