本記事の内容
- 実際に「ヂナンコーハイAX」を使ってみた
- 「ヂナンコーハイAX」の基本情報
- 「ヂナンコーハイ」と「ボラギノール」の比較

痔主のアナタ。
突然ですが、「ヂナンコーハイ」という薬をご存知ですか?
痔主歴17年の私は、色々な痔疾患用の薬を知っていたつもりです。
しかし、ヂナンコーハイのことはつい半年前まで存在すら知りませんでした。
そこで今回は、実際に「ヂナンコーハイ」を買ってきて使ってみました!


実際に「ヂナンコーハイAX」を使ってみました。
早速ですが、「ヂナンコーハイAX」を買って、使ってみました。
使った日の私は、久しぶりにアルコールの飲みすぎでいぼ痔が腫れてしまっている状態でした。
脱肛もしてましたね。
-
-
【いぼ痔】いぼ痔とは?原因と症状を詳しく解説!【痔核】
続きを見る
「ヂナンコーハイAX」の使い方は「一般的な注入軟膏」と全く一緒
箱を開くと、中にプラスチックの銀袋。
中身は、注入容器型の薬が入っています。
外にはサッと塗れて、中にはチュ~っと注入ができるタイプです。
中身の軟膏薬は白色。
ということで早速、薬をお尻に塗り塗りしてみました。
使い方はいたってカンタン。ボラギノール注入軟膏と全く一緒です。
外も中も腫れていたので、両方に薬がいきわたるようにしました。
肛門の外側に半分量を指で塗って、残りは中に注入。
使ってみた感想:若干の清涼感が気持ち良いが、いぼ痔の腫れにそこまで効かなかった
実際に使ってみると、しばらくして若干痛みが治まってきました。
メントールのおかげか、少しスースーして気持ち良い感覚もありました。
が、一番治してもらいたかった「いぼの腫れ」はあまり治まる様子がありません。
よほどいぼの状態が悪いのか。
その後も2日程度使ってみましたが、同じような状態が続きました。
痔用の薬として悪くはないが、他の薬と比べて劇的に効くということは無かったですね。
「ヂナンコーハイ」の口コミ
いつものおばちゃんは多分薬剤師なので、ジェネリックかどうか聞きたかったんだけど、ジェネリックだろうということでヂナンコーハイを買った。
— 山西堂 (@wutaiwushao) January 5, 2019
愛してるよ、ヂナンコーハイ
— ちりこ as HELL (@chirik03) January 31, 2018
Oh…同士…(´∀`(⊃♦️⊂)
こちらヂナンコーハイAX愛用ですどうぞ pic.twitter.com/MR8mFG7REl
— ʞɹɐʍoɯ (@mowark_) June 1, 2017
ちなみに雑菌繁殖系の問題から、
わたしはチューブタイプよりも、
使い切りの注入軟膏を推して参ります。
私のお気に入りはヂナンコーハイという、とてもアイテム臭のする名前のお薬なのですが、最近ぱぱすで見掛けません。人生RPGゲームを楽しむ身としては悲しい。
陰部かぶれにも効くのに…。 pic.twitter.com/PDGGFQtbfc— 幼虫 (@LikeOshiri) January 25, 2017
「ヂナンコーハイAX」の基本情報
容器は「注入軟膏」タイプ
レビューに書いたとおり、薬のタイプは「軟膏」ですが、容器は注入タイプとなっています。
よって、内側の痔にも使えるようになっています。

容器の形状も改良がされており、以前の丸容器よりも使いやすく、薬剤が残りにくい形状です。
「ヂナンコーハイAX」の成分一覧(1個 2.0g中)
ヒドロコルチゾン酢酸エステル | 5.0mg | 抗炎症作用 |
リドカイン | 60.0mg | 鎮痛・鎮痒作用 |
トコフェロール酢酸エステル | 50.0mg | 血流改善作用 |
酸化亜鉛 | 100.0mg | 収れん、保護作用 |
アラントイン | 20.0mg | 組織修復作用 |
l-メントール | 10.0mg | 清涼感 |
※添加物として、サラシミツロウ、流動パラフィン、スクワラン、オリブ油、ワセリンを含有
ステロイド不含有タイプ「ヂナンコーソフト」
「ヂナンコーハイAX」にはステロイド成分(ヒドロコルチゾン酢酸エステル)が含まれています。
しかし、ステロイド含有の軟膏は長期間使い続けることができません。
ステロイド非含有のほうが良いという場合は、「ヂナンコーソフト」というタイプがあります。
ステロイド成分以外はほぼ同一の薬となっています。
「ヂナンコーハイ」と「ボラギノール」の比較
私が長年お世話になっている、痔の薬の王道「ボラギノール」と「ヂナンコーハイ」は何が違うのかをまとめてみました。
「ボラギノール」と「ヂナンコーハイ」の使用感はほぼ一緒
メントールによる清涼感がありますが、おもったほどスースーする感じは強くありません。
ほとんど使用感は一緒ですね。
「ボラギノール」と「ヂナンコーハイ」は、成分と作用もほぼ一緒
メントールによる清涼感の違い程度で、ボラギノールとヂナンコーハイは成分がほぼ一緒です。
容器の使い勝手はかなり良い
ボラギノールとの一番の違いは容器です。
この容器が素晴らしいですね。
- 押しだしやすい
- 残りにくい
- なんかフォルムがカッコイイ
総括:ちょっとスースーする、使いやすいボラギノールだけど・・・
身もふたもないですが、総括は「ちょっとスースーして、容器が使いやすいボラギノール」ですね。
個人的には、私のいぼ痔に対してそこまで効果を感じなかったので、別にボラギノールでいいかな?という感じです。
まとめ:ヂナンコーハイAXは、至って普通の痔用軟膏薬でした。
本記事のまとめ
- 「ヂナンコーハイAX」は、いたって普通の痔用軟膏薬でした
- 注入容器は使いやすく、少しスースーします。
- 今回の私のお尻には大きな効果が無かったので、率先して使うほどではないと判断


痔用の薬としては成分も一般的ですし、メントールのスースーした清涼感が好きな方は、是非使ってみてください。
薬の合う合わないは、ひとそれぞれです!