
今回は、痔の種類の1つである”いぼ痔”について、原因と症状を詳しく掘り下げていきます。
こんな方におすすめの記事です
- 自分の痔がいぼ痔なのかどうかわからない
- なぜいぼ痔になってしまったのか、考えられる原因が知りたい
そもそも"いぼ痔"とはどういう状態?
一般的に「いぼ痔」と呼ばれる症状は、医学的正式名称としては「痔核」と呼ばれます。
その正体は、肛門の周辺にできた、動静脈瘤の一種です。
言葉だけ聞くと難しいですが、単純に『肛門にできたイボ』だとおもってください。
図を見ていただくとわかりますが、痔核には2種類あります。
肛門より内側に出来た状態を「内痔核」、外側にできたいぼを「外痔核」と呼びます。
いぼ痔の原因
いぼ痔が発生していまう原因は、うっ血部ができてしまうこと。
これに尽きます。
うっ血とは、なんらかの原因で静脈の血の流れが滞った状態のことを指します。
うっ血部が、そのままイボのように膨らんでくるのが「痔核」と呼ばれるわけです。
うっ血が起きる原因は、とても様々です。
・排便時の過剰なイキみ
・過度に硬い便
・長時間の座り姿勢 または立ちっぱなし
・加齢
・不摂生
・ストレス
・妊娠、出産
よく挙げられる原因はこのあたりですね。
いぼ痔の症状
いぼができることで、様々な症状が現れます。
いぼがあることで、排便の際に擦れたり、炎症を起こすのですね。
内側のイボは比較的痛みが少ないかわりに出血が多く、逆に外側のイボは痛いかわりに出血が少ないパターンが多いです。
もちろん程度によりけりですが・・・。
内側にできたいぼ痔の場合、酷くなると肛門外部にまで出てきてしまう [ 脱肛 ] という状態になったりします。
軽度の脱肛であれば自然に戻るのですが、重度になると指で押さないと戻らなかったり、押しても戻らないほどになったりします。
この状態だと、痛みもかなりあって辛いです。
いぼ痔になってしまったときの対処方法は?
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